負荷や回数、動作の大きさは、運動される方の体力に合わせて、無理のない範囲で行い、
強度を上げる際には、痛みの有無などを確認しながら徐々に上げるようにしてください。
また、医師に止められている動作や、痛みがある種目は行わないでください。
関節や筋肉への過度な負担を避けるために、ゆっくりとした動作での訓練を推奨いたします。
特に重力に逆らわない動作(例:しゃがむ動作や足を下ろす動作など)は、4秒程度かけ、ゆっくりと行うことで、関節や筋肉にやさしく、低負荷であっても筋力強化にも効果的であることが報告されております。
有酸素運動全身持久力の向上
筋力トレーニング速筋の強化
バランス運動ふらつきや転倒の予防
これら3つの要素の運動すべてがスペースワンダーで安全に行うことができます。「歩行改善」や「立ち上がり強化」など、日常生活に欠かせない動きの改善を目的としたプログラムのほか、「腰痛対策」転倒防止のための「バランス強化」を目的とした4つのプログラムを紹介いたします。
※筋肉が温まったら、痛みのない範囲でストレッチをしましょう。
腓腹筋のストレッチ
ハムストリングスのストレッチ
※可能な方は踏み出す足と反対の手を前に出しながら行ってみましょう。
×上体が左右に傾いてしまっている。
足を腰幅に開き立ちます。
右足を横に開きます。
続いて左足も横に開きます。
戻す際も右足から閉じ、
次に左足を閉じて元の幅に戻します。
×腰を丸めてしまう
×腰を反ってしまう
ステップ1:小
ステップ2:中
ステップ3:大
×膝が前に出てしまう
×膝が内側に閉じてしまう
×膝が前に出てしまう
×重心が後ろに傾いている
腰を丸めてリラックスさせます。
膝は軽く曲げたまま行いましょう。
丸の部分に力を入れて行いましょう。
踵は付けたまま行い、腓腹筋をストレッチさせます。
踵を上げて行うことで、より体幹部の強化につながります。
初級
中級
上級
×上体が左右に傾いてしまっている。
×つま先が横に向いてしまっている。
前
横
後
ここまでは目的別に種目を分けてきましたが、それぞれのプログラムの種目を少しずつ 組み合わせて行ってみるのもよいでしょう。下に10分前後のメニュー例を3つ挙げます。
※適度に休憩を挟みながら行いましょう。